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友禅染のキモノの美しさは日本の文化の象徴とも言えるでしょう。 東京手描友禅の創始は江戸時代京都の職人が江戸に移住し、江戸の粋な感覚をとり入れ、江戸独自の作品を作ったことで江戸の地の東京手描友禅という地域ブランドを確立することとなりました。 京友禅は作業工程がそれぞれ分業となっていますが、東京手描友禅は一人の職人の一環作業で作られるようになり、その作風もオリジナルな製品に仕上っています。 .....
SARAKICHIをプロデュースする富田染工芸の工房は神田川にかかる面影橋の近くに古くから位置しています。面影橋は広重の「名所江戸百景」に表現されていて当時太鼓橋であったことがわかります。 SARAKICHIのロゴにはその当時の面影橋がモチ ーフとされています。外側上部の半円がその橋で、下部は水面に移る橋を表しています。SARAKICHIをひらがなで書くとそれぞれが反転した文字のようになり(さらきち)、左右対称を試みることで家紋のようにもみえます。 SARAKICHIは着物の歴史とその伝統技術を基軸としながらも、現代に流れを乗せて新しいデザインを生み出すブランドとして、女性もののスカーフやストールだけではなく「小紋タイ」や「小紋チーフ」など、男性向けアイテムへと、その枠を広げています。近年では、ドイツのアンビエンテやパリでのメゾン・エ・オブジェなどの海外展示会での発表を重ね、国内外からの高い評価を得ています。伝統工芸に対しての新たな世界感を生み出すと共に、ひとつひとつ手染めであるからこそ感じられるクオリティを大切に皆様にその素晴らしさを、お伝えてしていきたいと考えています。 .....
手描き友禅は開発されて400年あまりたちます。 その技法は、初期の頃にはすでに確立されていて、現在とあまり変化は無いのだそうです。 しかし、描かれる内容は、その時代の文化を反映するような題材が描かれて来たのでしょう。 昔の着物の写真集 などを見ていますと、馬の鞍とか、お城とか、こんな図柄が身に纏うものに描かれることへの驚きと、それを注文した人物への興味が湧きます。 佐藤洋宜さんは、友禅師のなかでは中堅の世代で、今や 油が乗り、新作を精力的に発表しています。 佐藤さんの作品の特徴は「遊び心」と言えるでしょう。 伝統と現代性それぞれの魅力を取り入れて楽しませてくれます。 ですから観るだけでも楽しめるのです。 .....
江戸小紋、江戸更紗の日本古来の技術を継承し、現在ショール、マフラー、ストール等服飾関係に応用し、特にショール、マフラー、ストール等は、他業者の追従を許さない製品です。
東京本染は注染という技法を用います。染めない部分や他と色を変える部分を防染糊で覆ったり、囲ったりしながら長い生地を折り返し 作業を繰り返します。20~40枚分重ねた生地に、注ぎ口の細い薬缶で上から染料を注いでいきます。 また一か所に2色 以上の染料を注ぐと”ぼかし染”ができます。 何層にも重ねた生地を一度に染めるため、下から減圧し染料を下まで行きわたらせます。 生地を裏返し同じ作業をするため裏表しっかり染まり、味わい深い本染浴衣や本染手拭が染め上がります。 .....
手染のため1枚から自由なデザインで染めることが可能です。 この旗は所さんの番組『所萬遊記』で作製を依頼され、所遺産に認定された作品です。