有限会社丸協印刷
丸亀うちわは江戸初期に金刀比羅参りの土産物として始まり、京極藩が武士の内職に奨励したこともあり、丸亀の代表的な地場産業として発展を続けました。
現在の生産量は年間約8千万本、全国シェアの90%を誇り、平成9年5月、国の伝統的工芸品に指
定されました。
クーラーや扇風機の普及など生活様式の変化とともに、うちわの需要は最盛期に比べて減少しています。しかし風情あふれる丸亀うちわは、日本の夏に欠かせない風物詩として、根強い人気を保っており、末永く後世に伝えていきたい珠玉の伝統工芸です。
.....