日本伝統工芸品販売

11東京琴とは

東京琴とは

東京琴は、18世紀頃に現在の原形が作られ、時代と共に改良を重ねてきた。長さや厚み、反り具合を変えて音量を増やし、琴爪を大きくして音質をクリアにすることで、東京琴ならではの美しい音色と余韻が確立された。東京琴が目指す優れた琴とは、職人と奏者、そして両者を仲介する楽器店が満足するものである。職人は奏者のオーダーをもとに、奏者の力量や修練を踏まえながら、理想の音が出ることを考えて制作に取りかかる。甲羅と呼ばれる胴体部分を削る作業は、削り加減によって音色が左右される重要な工程だ。素材となる桐は産地や育った環境によって硬さや木味が異なり、職人は甲羅の厚さを調節しながら内側を削っていく。桐の年輪や木口を見極め、表面の木目の美しさを生かすために、完成品の出来栄えを予測しながら仕上げに取りかかる。そうした職人の技と経験が琴づくりに注がれ、職人と奏者の合作として唯一無二の音を生み出している。

ご挨拶

ご挨拶

創業100年を迎える当店は、和楽器専門の老舗として、
手造りの琴、三味線、琵琶の製作、販売、修理等の取り扱い店です。
音色の良さと弾き易さで、各家元、諸先生方に御好評いただいております。

三田村孝尚・年朗さん兄弟が経営する『三田村楽器店』は、
琴をはじめ、三味線、琵琶など和楽器の製造を手掛けています。
現在の主流は「東京琴」と呼ばれる琴で、
江戸末期に山田流の創始者・山田検校によって改良がされたものです。
お二人は、琴・琵琶・三味線つくり40年以上の東京都認定伝統工芸士。
多くの琴師が調弦のみを手がけている中、三田村兄弟は琴作りのすべての過程を手作りしています!

基本情報


商号 三田村楽器店
設立
住所 東京都 渋谷区 神山町8-2
従業員数
取り扱い品目 東京琴
メールアドレス mit@aaa.bbb
ホームページ

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