日本伝統工芸品販売
インドから伝来したことから、“印伝”と呼ぶようになったと言われています。 型紙で模様を施した革は、鹿を使う。鹿皮は手になじみ、強度もあることから戦国時代から武具の一部にも使われていました。 燻して模様をつける燻(ふすべ)や更紗技法もあるが、現在は漆で模様をつける技法が主になっています。
印伝矢部は、大正13年に創業し、現在に至ります。 当代は、昭和41年より先代の手解きで、印伝の製造法を習い、以後新柄の制作等を意欲的に行い、日本古来のものとしてだけでなく、洋風なものにも調和するような製品作りを手掛けています。 印伝は、鹿革に漆を施すといった作業ですが、均一に漆を塗る事は、熟練した技術が必要で、鹿革に漆を綺麗にのせるには、気温と湿度が微妙に関係してきます。 一点一点今までの経験をいかし、丹念に製作しております。
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