錫製の器で呑む酒はまろやかで、口当たりも滑らかだと多くの愛飲家は言う。錫光の二代目、中村圭一氏が作る「タンブラーオールド 9オンス ツチメ」は、そんな錫の魅力を 存分に楽しめる酒器だ。タンブラーを手に取ると、ずしりと重い。これは、もっと重たいものが欲しい、という愛好家たちの声に応えてのこと。通常は1.5ミリから2ミリの厚さが、3ミリ前後で仕上げられている。ただでさえ保冷性があるところを厚くしているので、氷を入れればガツンと冷える。錫器は鋳型で成型した後、粗さの残る肌や僅かな歪みを “ 鉋 かんな ”と呼ぶ専用の道具で、轆 ろくろび 轤挽きして整え仕上げる。 鉋のコントロールは難しく、現在では中村氏のように轆轤挽きを行う錫挽物師も少なくなったという。タンブラーの底には、蛇の目状の渦巻きが見える。これは、器の景色としての面白みのためにつけた意匠。タンブラーが轆轤挽きされた、一つの痕跡でもある。この景色もぜひ、ともに味わっていただきたい。 サイズ：φ84mm×H77mm 素材：錫（97%）、銀、銅他 ※手作り品のため、サイズ、色、形は実際のものと多少異なります。

高台が付いて口元の反ったお碗のカタチ。打った「つちめ」はダイヤ柄のように並べて打っています。女性にも人気のアイテム。 【サイズ】 高さ44mm, 径53mm, 容量約40cc 【その他】 桐箱入

ひとつひとつ「さざなみ」を手挽きロクロで思いつくままに施しました。 そのため同じ波長のものはありません。金属でありながら柔らかな優しい手触りです。 静かな湖畔の波打ち際に寄せる「さざなみ」から、平穏、優しさ、冷静をイメージしています。 同じ柄のチロリとセットになった酒器セット「さざなみ」もあります。 【サイズ】高さ45mm,径49mm,容量約40cc 【その他】桐箱入

ひとつひとつ「さざなみ」を手挽きロクロで思いつくままに施しました。 そのため同じ波長のものはありません。金属でありながら柔らかな優しい手触りです。 静かな湖畔の波打ち際に寄せる「さざなみ」から、平穏、優しさ、冷静をイメージしています。 チロリはやや中膨らみで後ろ手の丸い手をつけ、口はツンと上を向いたチョッと澄ました形です。 ぐい呑みが大振りで、チロリ1本にぐい呑み1個のセットです。 【サイズ】 チロリ　高さ107mm, 径57mm（口部除く）, 容量約1.0合 【サイズ】 ぐい呑　高さ45mm, 径49mm, 容量約40cc 【その他】 桐箱入

ロングセラーの定番商品。やや肩の張ったちょっと無骨な形のチロリ。プレーンな鎚一本で装飾、あっさりとしたところが粋な男性に人気の酒器。チロリ一本に盃２ケのセット。 【サイズ】 チロリ　高さ114mm, 径57mm, 容量約1.0合 【サイズ】 盃　　　高さ35mm, 径40mm, 容量約30cc 【その他】 桐箱入